憂鬱に現を抜かす、

命を絶つ勇気が出ない社会の贅肉 人生

2023-01-01から1年間の記事一覧

幸せをこうせいするIDOL

福岡で2泊3日を過ごした。 この地に来るのは2度目であった。 2018年振りの九州と、当時はアリーナだった規模も時と共にドームになっていた。 ぬいぐるみの腕が丁度うちわの柄にフィットしていい感じにホールドしてくれるので、このグッズが出てというものこ…

堕ちる、steel

誠実だと人に紹介していた人が 大法螺吹きだと知った。 以前付き合っていた人である。 その人は煙草は嫌いだと言ったが、 どうも私に隠れて吸っていたらしい。それも酷い話で「今日煙草臭いよ」と指摘した時「煙草吸う友達の家に居たから臭いうつっちゃった…

努努叶うことのないゆめ

交通費と交際費が財布を薄くし、来月姉とする旅行の旅費の引き落としがもう間もなくなことに震えながら 冬の寒さと懐の寒さは毎年比例するなと考えていた。 お金は簡単に夢をみられる道具だ。 それ以上でもそれ以下でもなく、対価に対して好きなものを得られ…

そうめいであれば

初めて人と付き合って、それに終わりとエンドキーを押してから1ヶ月が経つ頃、私は新世界を探し始めた。 夜明けを憂う散歩 家庭は、色々な意味で厳しく成年となっても 所謂夜遊びをしたことはなかった。 きっと聡明であったから。 そのようなことで親の期待…

操そういい事なんて無い

愛猫が健康の証を生み出して隠している音を 丑三つ時のベッドの上から聞いていた。 砂を掘る仕草を脳裏に浮かべながら 薄青く光るタブレットと白い電子ペン。 片手間に触る携帯には想い出と呼ばれるものがデータとして残っている。 初めて人と付き合って、別…

夕闇に落ちた

幸せだった絶対に。 その時間までは幸せだった。 ある日、月がやけに近くて、 それも黄金に輝いていて あれが反射光とはとても思えなかった。 自分の影がハッキリと視えるほどの煌めきに照らされて、あの空で輝いているそれは己の力でないはずなのに。おとし…